教授・仁木 登  准教授・河田佳樹  助教・鈴木 秀宣 

◆研究と教育

本研究室では、早期がん診断・治療を対象にしたイメージング技術に関する研究開発に取り組んでいます。主な研究テーマは以下の通りです。

(1)放射光を利用した超高性能CTの開発
(1.1) 超高性能CTの撮影方式・画像再構成法・画質評価法の研究
(1.2) ミクロレベルの形態構造やがん浸潤の観察と解明


(2)コンピュータ支援診断・治療システムの開発
  (2.1) 体幹部の多臓器・多疾病の検出システムの開発

  がんを中心とした疾病の早期発見、マルチモーダル画像(CT画像、MR画像、PET画像等)を活用する画像認識技術の開発
  (2.2) 腫瘍の良悪性診断システムの開発
  “腫瘍が悪性か良性か”の診断技術、腫瘍の体系化、経時画像解析、造影剤の染まり解析、形態・機能画像の融合
  (2.3) 治療(手術・移植・薬)の事前計画・事後評価システムの開発
  大腸・肝がん手術、肝移植、喘息等の治療薬評価、手術VR、形態・機能画像情報による臓器活動取得


(3)デジタル画像診断環境の開発
(3.1) 医用画像Viewerの開発

  高速計算法、高速画像検索、高性能画像表示、可逆画像圧縮、DICOM画像、UI設計と実装、リスクマネージメント
(3.2) 施設内・施設間の画像診断システムの開発
  医用画像のセキュリティシステム、医用画像の暗号化、マルチモーダル画像デ−タベ−スの構築と管理

 


    研究設備は、DELL PC合計54台、データサーバ3台(22TB、12TB、7TB)を設置しており、大学院生には1人1台のPCを割り当てています。また、スクーリーンプロジェクタ等のプレゼンテーション機器の設備も整えています。

 本研究室での学部教育は、オプトエレクトロニクスを活用した光情報処理システムの基本となるコンピュータ入門、プログラミング言語及び演習、システム解析、信号処理、画像処理等に関する基礎科目の教育を担当しています。2年次より開放している教育用計算機(PC 27台,データサーバ1台(2TB))を利用した計算機実習・演習、及び3年次に開講される光応用工学実験を通じて実践的な教育の実現を目指しています。大学院においては、バーチャルリアリティー技術とイメージング技術に関する科目を担当し、高度の専門知識を修得させ、それらを総合的に活用する応用能力を育てることにより光情報技術分野に積極的に進出できる創造的技術者・研究者の育成を目指しています。